今宵は『もしドラ』を読んだ
最近、読書にハマっている、今宵です。
暇さえあれば、何か面白そうな本はないだろうかと調べています。主にAmazonで探しているのですが、ふと目に飛び込んできた本がありました。
『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』です。
コーチングに興味をもち関連の本を探している時に見つけました。昔有名になった本なので、もちろん名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。Kindleで買おうかとも思ったのですが、(ケチって)図書館に行って読んできました。図書館は偉大です。
ストーリー自体はタイトルの通りです。高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を参考に野球部を改革し、甲子園を目指す物語です。甲子園には程遠い弱小野球部が周囲の人間を巻き込みながら、成長していく様はまさに王道で、タッチやMAJOR等、野球漫画・アニメが好きな私はぐっと引き込まれ一気に読んでしまいました。ラストはうるっと来ました。
もしドラ最大の特徴は、何といっても経営学の本である『マネジメント』を野球部の運営に応用することです。何度も『マネジメント』内のドラッカーの言葉が引用されます。
野球部の定義を「感動を与える組織」、顧客を野球部を取り巻く人たち、さらには野球部員自身と設定する等、一般的な野球部とは異なる捉え方や運営をしていく様子は大変興味深かったです。
もしドラを読んで、『マネジメント』のエッセンスを少し学ぶことができました。もしドラで野球部にも適用したように、営利企業に限らずどんな組織にも応用できる、と感じました。
続編の『もしイノ』も読んだのですが、その感想については後日書くつもりです。